デイリーニュース | 2月のCPIは予想を下回り、アルトコインは反発、PIとREDトークンは20%以上上昇

暗号通貨デイリーダイジェスト：SECの文書でブロックチェーン関連の用語が過去最高を記録し、トランプ大統領の暗号通貨プロジェクトWLFIの新規株式の99.2%が売却された

記事執筆時点で、Farside Investors のデータによると、昨日の米国ビットコイン現物 ETF の純流出額は 6,039 万ドルで、そのうち ARKB は 8,260 万ドルの純流入、BTCO は 1,240 万ドルの純流出、GBTC は 1,180 万ドルの純流出となった。昨日の ETF の純流出により、4 日連続の純流出が終了となった。

昨日、米国のイーサリアム現物ETFは純流出額1,040万ドルとなり、そのうちFETHは純流出額370万ドル、グレースケールETHは純流出額350万ドルとなった。

SEC提出書類におけるブロックチェーン関連用語が2月に過去最高を記録

米国証券取引委員会（SEC）の文書におけるブロックチェーン関連の用語は2月に過去最高を記録し、EDGARデータベースでは5,000件を超える関連言及が記録され、2023年半ば以降、継続的な上昇傾向を示している。この増加は、SECの仮想通貨業界に対する規制姿勢の大きな転換と一致しているというのが、市場の主流の見方だ。

現在の主流のCEXとDEXの資金調達率は、市場がまだ弱気であることを示している。

Coinglassのデータによると、現在主流のCEXとDEXの資金調達率は3月13日時点でまだ0.005％未満であり、暗号市場が依然として弱気傾向にあることを示しています。資金調達率は、契約価格と原資産価格のバランスを維持するために暗号取引プラットフォームによって設定されるレートだ。通常は永久契約に適用され、ロングトレーダーとショートトレーダー間の資金交換メカニズムとして使用される。

トランプ大統領の暗号資産プロジェクトWLFIの新規株式の99.2%が売却された

公式サイトによると、トランプ暗号プロジェクトWLFIの追加5％（50億トークン）のうち99.2％が3月13日時点で販売済み。最近、トランプ暗号プロジェクトWLFIの追加5％供給の価格は0.05ドルに上昇し、前回の価格はわずか0.015ドルだった。

意見：米財務長官は5月5日までに予算中立のビットコイン購入措置を明確にすると予想される。

K33のアナリストは、景気後退への懸念による市場全体の売りにもかかわらず、トランプ大統領の「戦略的ビットコイン準備金」大統領令は依然として「大きな出来事」だと述べた。さらにアナリストは、スコット・ベッセント米財務長官が5月5日までに予算中立のビットコイン取得措置を明確にすると予想している。

市場動向：アルトコインが反発し始め、PI トークンと RED トークンは 24 時間で 20% 以上上昇

市場のホット現物

過去 24 時間で、市場は不安定な状態に入り、ロングポジションとショートポジションの両方が清算された。世界中で合計 93,200 人が清算され、清算総額は 2 億 7,000 万ドルで、そのうちロングポジションは 1 億 4,900 万ドル、ショートポジションは 1 億 2,100 万ドル清算された。

データによると、ビットコイン先物の総未決済建玉は567,130 BTCで、そのうちCMEが144,770 BTCでトップとなっている。未決済契約数が多いほど、市場のボラティリティは高まる可能性があるが、現在の総未決済建玉は年初から約50％減少しているものの、絶対値は11月24日の市場開始時よりも依然として高いことに留意する必要がある。

主流のコイン

ビットコインは弱い回復状態を維持した。記事執筆時点では、ビットコインは84,108ドルで取引されており、24時間で1%上昇した。また、84,500ドル付近が明らかに上昇圧力のポイントであることにも注目すべきである。

イーサリアムの現在の価格は1,910ドルで、24時間で1.2%下落しており、パフォーマンスは依然として弱い。イーサリアムは3月の高値から約25%下落しており、現在は1,840ドルから1,950ドルの不安定な範囲にある。

アルトコインは概ね反発したが、全体的な反発は限定的だった。Layer2とCefiのパフォーマンスは最も良く、24時間でそれぞれ2.95%と2.46%上昇したが、どちらも3%未満だった。しかし、以前から人気のあった通貨PIとREDは急激に反発し、24時間で20%以上上昇した。

マクロニュース：2月のCPIは予想を下回り、テスラは7%以上上昇

米国の2月のインフレは全般的に鈍化し、予想を上回り、コアCPIの伸び率は4年ぶりの低水準となった。3月12日、米労働統計局は、2月の米CPIが前年比2.8%上昇し、昨年11月以来の低水準となったことを示すデータを発表した。予想値は2.9%、前回は3%だった。2月の米CPIは前月比0.2%上昇し、昨年10月以来の低水準となった。トレーダーらは、今年少なくとも2回の利下げを予想し、連邦準備制度理事会（FRB）が利下げを行うとの見方を強めた。

インフレ指標の沈静化により経済への懸念が和らぎ、米国の主要株価指数3つは上昇と下落を繰り返した。S&P500指数は0.49%上昇で引けた。ダウ工業株30種平均は0.20%下落で引けた。ナスダックは1.22%上昇で引けた。ナスダック100は1.14%上昇で引けた。テクノロジー株は急反発し、テスラは7%以上、エヌビディアは6%以上上昇した。

著者：Gate.ioの研究者 Rooick Z.
翻訳者：AkihitoY.
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